AlgoKit、アルゴランド上でのWeb3アプリケーション構築にWeb2開発者体験を導入
この新しい開発者ツールは、技術的な問題を解決し、開発者がアルゴランド上でブロックチェーン・ベースのアプリケーションを構築するための容易なオンランプを提供します。
シンガポール - 2023年3月29日 - アルゴランド・ブロックチェーンのエコシステム構築に注力するアルゴランド財団は、本日、アルゴランド上でWeb3アプリケーションを構築するための最も包括的で使いやすい開発者ツール群であるAlgoKitを発表し、Web2最高クラスのソフトウェア・エンジニアリング慣行に由来する使いやすいUX原理を活用します。AlgoKitは、Web3への移行を希望するWeb2開発者や、世界で最も安全で信頼性が高く、持続可能なブロックチェーンであるアルゴランドを試してみたい他のチェーンの開発者にとって、簡単に乗り換えられるように設計されています。
AlgoKitは、メインネットにデプロイする前に、LocalNetと呼ばれる孤立したローカルのアルゴランド・ネットワークを素早く実行、探索、対話する機能を導入し、分散型アプリケーション（dApps）の構築とローンチにおいて重要な提供物となります。これは、Beakerフレームワークと、アルゴランド・ブロックチェーン上でローカル開発、テスト、デバッグ、デプロイが行われる方法のアップデートをもたらし、あらゆる経験レベルの開発者が10分で高品質のWeb3 dAppsの構築を開始できるようにします。このツール群には、開発者がアルゴランド上でビルド、テスト、デプロイするために必要なすべてのものが1つのパッケージで装備されています。 際立った特徴として、AlgoKitのテンプレート機能があり、エコシステム・パートナーやコミュニティは、dApp開発の安全な出発点として利用できます。
「AlgoKitは、アルゴランドを最も開発者に優しいブロックチェーンとして確立するための大きな節目となるものです。Algokitは、最も望ましいWeb2 UXの機能のいくつかをアルゴランド・エコシステムに導入し、ブロックチェーンへの参加と構築の開始を非常に簡単にします。ブロックチェーン開発の基本を知っている人なら誰でも、Algokitを使ってアルゴランド上で構築することができます。インストールとセットアップは簡単で、ユーザーフレンドリーなデザイン・パターンとクリーンな言語、統合テスト群、セキュリティのベストプラクティス、展開パイプラインのベストプラクティスを備えています」
- アルゴランド財団、最高技術責任者、John Woods
AlgoKitは、アルゴランドのコア開発言語PyTeal、アルゴランド・スマートコントラクトのPythonバインディングを特徴とし、PyTealのための新しいスマートコントラクト開発フレームワークBeakerを導入しています。AlgoKitの体験は、顧客サービスの転換を告げるもので、ハッカソンやブートキャンプなどの開発者プログラムを洗練させ、開発者がアイデアを実現するために必要なサポートを提供します。さらにアクセシビリティを高めるため、AlgoKitはアルゴランドでの構築を始める方法を学ぶためのテンプレートを提供する予定です。
ローンチ当初、AlgoKitはスマートコントラクトの開発体験に焦点を当てますが、製品ロードマップはフルスタック開発を指し示しています。
アルゴランド財団は、アルゴランド・エコシステムにおける草の根のオープンソース開発を支持することを通じて、開発者のコミュニティを支援することに深くコミットしています。AlgoKitは、Algorand Inc.の最新のプロトコル・アップグレードと同時に発表され、開発者がスマートコントラクトをテストしてデバッグを容易にする新機能Simulate、アルゴランドの強力なIndexerをベースにした柔軟で軽量なデータ・アクセス用の新しいツールConduit、および幅広いビルダー体験の改善を導入しています。
AlgoKitを使ったアルゴランド・ブロックチェーン上での構築の詳細と開始については、https://developer.algorand.org/algokit/ をご覧ください。
元記事：https://www.algorand.foundation/news/algokit-introduces-web2-developer-experience-for-building-web3-applications-on-algorand
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