アルゴランド財団、Eric Wraggeをビジネス開発および資本市場担当のグローバル責任者に任命
元JPモルガンのマネージング・ディレクターがアルゴランド財団に加わり、Algorandエコシステムの世界的な開発と拡大に携わります
SINGAPORE, July 5, 2022 -- チューリング賞受賞者でMIT教授のシルビオ・ミカリが発明したカーボン・ネガティブなレイヤー1ブロックチェーンのエコシステムを成長させることをミッションとするアルゴランド財団は本日、Eric Wraggeをビジネス開発および資本市場部門のグローバル責任者として任命したことを発表しました。
Wraggeは、20年以上をJPモルガンで過ごし、直近ではストラクチャード・ファイナンスのマネージング・ディレクターと北欧のアセット・バックト証券部門の責任者を務めた後、アルゴランド財団に参加します。
Wraggeは、従来の金融分野、特に決済、リスク管理、金融包摂の分野における非効率性の改善を求めて、ブロックチェーンへの道を歩みはじめ、暗号通貨とブロックチェーンがこれらの分野すべてでパフォーマンスの向上と大きなインパクトをもたらす可能性に魅了されました。
Wraggeはアルゴランド財団のCEOであるStaci Wardenの直属となり、従来の資本市場だけでなく、分散型金融におけるグローバルな取り組みや戦略的パートナーシップをリードしていきます。資本市場ソリューション、DeFi、資本市場アクセスおよび統合、IR、チーフエコノミスト室の各チームが彼の下に配属される予定です。Wraggeはまた、財団の投資委員会の議長を務めます。
Warden「Eric Wraggeは、あらゆる種類の金融市場においてアルゴランドに大きなチャンスをもたらすためのビジョン、深い経験、技術的な手腕を持っています。今日の伝統的な金融を悩ませている多くの問題に対して革新的で破壊的なソリューションを提供する我々の能力にとって変革的な存在であり、彼の参画はこれ以上ないほど楽しみです」。
Wragge「世界有数の投資銀行から来た私は、伝統的な金融の多くの側面と競争し、それを改善するためのレイヤー1ブロックチェーンに求められる妥協のない性能を理解しています。Algorandの高い取引処理能力、即時の最終決済、1円以下の取引コスト、最小限のカーボン・フットプリントは、他のチェーンと明確に差別化されており、世界がAlgorandをブロックチェーン・プラットフォームとして選択するのは明らかだと思います」。
この人事は、CEOのStaci Wardenが財団のリーダーシップ・チームを拡大すると宣言したことを受けたもので、今年初めに Matthew Kellerがインパクトとインクルージョンのディレクターに、Shamir OzeryがWeb3の責任者に任命されていることに続くものです。
アルゴランド財団
アルゴランド・ブロックチェーンは、MIT教授でチューリング賞を受賞した暗号学者シルビオ・ミカリによって設計され、国境なき世界経済の約束を実現することができるユニークなブロックチェーンです。従来の金融のスピードに匹敵する取引量を達成しながら、即時決済、取引コストほぼゼロ、24時間365日体制で取引することが可能です。そのカーボン・ニュートラルなプラットフォームと独自のPure Proof of Stakeコンセンサス・メカニズムは、分散型プロトコル上でセキュリティとスケーラビリティの両方を実現し、2019年の稼働以来1秒のダウンタイムもなく、「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決しています。
アルゴランド財団は、Algorandブロックチェーンの健全な通貨供給経済、分散型ガバナンス、健全で豊かなオープンソース・エコシステムに責任を持ち、世界的な約束を果たすための支援を行うことを目的としています。詳細については、https://algorand.foundation をご覧ください。
元記事:https://algorand.foundation/news/eric-wragge
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