アルゴランド財団、ミラノ工科大学およびスターリング大学と提携し、プログラマブル・マネーに関する緊急ファイナンス・プロジェクトを支援
ミラノ、2022年8月30日 - アルゴランド財団は、ミラノ工科大学のQFinLabがコーディネートし、スコットランドのCefrielおよびスターリング大学と共同で、緊急金融(EmFi)プロジェクトを支援することを誇りに思います。EmFiは、イタリアのCovid-19社会経済的緊急事態のための特別な目的の仮想通貨を作成することを目的としています。Emilio Barucci教授とDaniele Marazzina教授がコーディネートするプロジェクトのパートナーは、イタリアの研究センターCefrielと、プロジェクトの技術的側面を見るスコットランドのスターリング大学Andrea Bracciali博士が率いるグループです。
「このプロジェクトは、透明でデジタルなプログラマブル・マネー、つまり、さまざまな目的に最適なように動作や特性を「プログラム」できるデジタルマネーや資産のアイデアに焦点をあてています。ブロックチェーン技術の最も新しい発展を、ミラノ市の社会的利益に役立てることができるのは喜ばしいことです」
- アルゴランド財団チーフエコノミスト、マッシモ・モリーニ
このプロジェクトをコーディネートしていミラノ工科大学のDaniele Marazzina教授は、Emfiプロジェクトはブロックチェーンとデジタル補完トークンを使って、小学校の図書券の国家的プロセスを実験することが目的だと説明しています。
「このプロセスは、国民に公的資源を分配する国家計画の一部です。イタリアでは、各自治体がこの分配を個別に管理しています。ブロックチェーンとトークンを採用する主な利点は、すべての関係者のためのエンドツーエンドのプロセスを作成し、透明性をもって配布を追跡することができることです」
EMFIは、プロセスを分析し、ソリューションを設計し、セスト・サン・ジョバンニの図書館「Il Passalibro」でテストしました。詳しくは、https://www.qfinlab.polimi.it/emfi_about_it/ をご参照ください。
元記事:https://www.algorand.foundation/news/politecnico-di-milano-university-of-stirling
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