週刊アルゴランド・ジャパン
Vol. 40 【2022年1月27日発行】
米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週木曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。
【目次】
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【はじめに】
アルゴランドに関わり始めて2年以上になりますが、もともと母体も創業者もしっかりしているし、マネジメントも経験豊富な人たちばかりなので、安心して続けられています。その前にちょっとだけ関わったところは同じパブリックチェーンでもほとんど学生サークルのノリだったので、レベルの差が歴然としており、それは実際のマーケットでの評価にも現れています。
でもクリプト業界もだいたい成熟してきたのかと思いきや、新たに参画したDeFiプロジェクトではまだまだワイルド・ウェストの世界が広がっています。最先端技術と口先だけの嘘八百のせめぎあいという魑魅魍魎の世界では、アルゴランド創設者シルビオ・ミカリ教授の「Talk is cheap. We deliver.」という一言が身にしみます。
そんななか、日本からもいくつかアルゴランド上で展開するプロジェクトが立ち上がりつつあります。市場は始めからグローバル。オンラインの世界での展開なので、コロナによる渡航制限とか、なんの関係もありません。ただし競争相手も世界中にいるし、詐欺師たちに足元を救われないように国内で展開するのとは比べ物にならないほど気をつける必要もあります。
このワイルド・ウェストの世界に、起業家の人たちはもちろん、エンジニアの方たちもどんどん挑戦してきてほしいと思います。見返りは文字通り桁が違ってくるはずです。ただし身ぐるみ剥がされるリスクもあります。そのあたりのHow Toも日本で始めるアクセラレータ・プログラムに組み込んでいきたいと思っています。
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