週刊アルゴランド・ジャパン - Vol.59
【2022年6月16日発行】
【目次】
1.注目ニュース (1)イーサリアムとアルゴランド間のクロスチェーンUSDT/USDCスワップが可能に (2)NFTプロジェクト「PoppinPuffins」、テラからアルゴランドにお引越し記念の日本限定仕様NFTプレゼント・キャンペーン
2.助成金/資金提供ニュース (1)分散型取引所アグリゲーターのAlthena、アルゴランド財団助成金アワードを受賞 (2)Vote Coin、アルゴランド財団助成金アワードを受賞 (3)Spindle ASA、アルゴランド財団助成金アワードを受賞
3.パートナー・ニュース (1)Tinymanのアップデート、2022年、そしてその先へ! (2)AlgoDAO - Fleet Elite NFTのユーティリティ (3)分散型WiFi共有ネットワーク「WAYRU」ホットスポット・オペレーターになろう
4.イベント案内 (1)6.19 アルゴランド・メインネット3周年記念画像コンテスト! (2)ジャパン・アクセラレータ
5.開発者向け情報 (1)なぜL2/ロールアップ/サイドチェーン/サブネット/パラチェーン/ファンシーネームたちの利用を検討するのでしょうか? (2)AlgorandでUnityを使ってNFTメタバースを構築する
6.日本コミュニティ (1)各種SNS情報 (2)日本発プロジェクト
7.注目コンテンツ
ーーー
【はじめに】
冬の時代に入ったと言われています。そしてそれは少なくとも今年いっぱいは続くとも。 でも財団CEOステイシーは、「誰も弱気市場を好まないが、それは市場が弱者と強者を選別するよい機会にもなる」とポジティブな見方もしています。 ちなみにこれはConsensus会場で行われたコインデスクのインタビューでの発言なのですが、実はここで「separate the weak from the chaff」とい言っています。正しくは「separate the wheat from the chafff((もみ殻から小麦を取り去るように)良いものと悪いものを分ける)」もしくは「separate the weak from the strong(弱者と強者を分ける)」なのですが両方がごちゃまぜになっています。 コインデスクの記事では「the weak from the chaff」となっていたので、Twitterのコメントなどでツッコミが入っていましたが、別にどちらでも行間を読めば意味はわかるのでどうでもよかったりします。その後の各種の記事では「the weak from the strong」に統一されているところに、各方面の優しさがにじみ出ています。 一方、そんな間違いでは済まされない「論争」がツイッターで起こっていました。 イーサリア厶財団のリサーチャーがアルゴランドの技術の欠陥?についてブログを書いてツイートしたところ、アルゴランドのプロダクト責任者のポールから「ブログの内容はツイートにあるような欠陥の根拠になっていない」と指摘を受け、沈黙。アルゴランド・コミュニティから回答を求められるとブロックしてしまうという醜態をさらしてしまう羽目に陥りました。 またそのおかしなツイートになぜか同調してしまったポルカドットを展開するweb3財団のリサーチャーがある論文に触れて「アルゴランドのlattice VRFもクソだぜ」とツイートをしたのはいいものの、それはアルゴランドのチームとは関係のない論文で、同じくポールから「アルゴランドのVRFはlatticeを使ってない」と指摘を受けて「タイトルにアルゴランドってあったからそう思った」と言い訳。アルゴランド・コミュニティから「思うんじゃなくて確認取ってからツイートしろ」と言われて、こちらもブロック。そもそもVRFはアルゴランド創設者シルビオ・ミカリ教授の発明したものということさえも知らないのでは?とツッコまれていました。 誤りを認めるのはプライドが許さないのかもしれませんが、ランキング上位のブロックチェーンのリサーチャーの民度が疑われかねないので、そこはちゃんとしてほしところです。ちなみにここで出てきた「lattice」とは格子暗号技術の「格子」のことですが、これをもじったアルゴランド・コミュニティの一人がなぜか白菜のGif画像を使って「やつはアルゴランドがグリーンだからレタス(lettuce)だと思ったんだよ」とツイートしていたので、「でもそれ白菜(Chinese cabbage)だろ)」とツッコんであげたら「レタスと白菜の違いくらいわかるわ。100%レタス」と返ってきました。親まりを認めないのはみんな同じ。。というオチでした。
コメント