ステーブルコイン「GARD」とは？
GARDは、Algorandブロックチェーン上の世界初のアルゴリズム・ステーブルコインです。その価値は担保のクリプト（当初はAlgoのみ）に裏付けされ、1ドルにソフトペッグされます。DAIのような仕組みですが、GARDにはDAIにはないものすごく大きな特徴というか「ミッション」があります。それは「ガバナンスにコミットされているAlgoを担保に利用できることで、ユーザーはAlgoでガバナンス報酬を得ながらも、GARDをDeFiなどで運用してイールドを獲得できる」というものです。
これは2つの面から革命的です。
１．現在、ガバナンスには約30億Algoがコミットされていますが、これは期間中に動かしてしまうと報酬が貰えないので実質的にロックされている状態ですので、DeFiなどで運用することができません。数千億円がガバナンスにロックされてしまっているとも言えます。これがGARDの導入によって自由になりDeFiの世界に流れ込んでくると、一気にTVLが増加し、アルゴランドのDeFiが勃興します。ユーザーはガバナンス報酬に加えて各種イールドを獲得できる二重取りが可能になります
２．現在、DeFiで運用されているAlgoは当然ながらガバナンスには参加していません。GARDの登場によって、ガバナンスに参加しながらもDeFiで運用できるとなれば、より多くのAlgoがガバナンスに流入し、プラットフォーム運営がより分散化されることになります。これによって、本来ガバナンスに参加すべき「アクティブ」なユーザーがより多く参加してくる効果も生まれます。
これはまさに莫大な需要があるアプリケーションと言えます。
ちなみに、GARDと同様にガバナンスにコミットされたAlgoを担保にトークンを発行する仕組みは、Algofiでもローンチ予定です。こちらも期待しましょう。
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